Masako Imai's Cafe
『ブレーン・ストーミング・ティーン』感想最新 (2007/03/29更新)  

>>>感想その1 >>>感想その2

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【☆heren☆】
この作品はドラマでは「ブレスト」というタイトル。「ブレスト」は頭の中に嵐を起こすこと、さらに生まれたアイデアが世の中に嵐を起こすこと。目次がユニーク。全て小見出しがカタカナ。女子高生が広告代理店の戦略企画室でアイデアを出すバイト?をしながら成長する話。実際に広告代理店でライターをなさっていたということで、私に無縁の事柄の連続ながらわかりやすく読みやすい。3人の女子高生の姿に、高校生が読むなら、自分や友達を重ねて、中学生なら、思い思いに愉快な会話を展開する高校生にあこがれたり。そして万人にとっては、途中に詳しく出てくる広告宣伝費に莫大な金のかかる仕組みやその効果などもおもしろい。私のように、はるか昔に高校生だった者にとっては、当時ならありえない会話に時代を感じ、友達や家族との距離感や、人間観察の部分に共通点を見つけたりする。すっかり携帯電話がコミュニケーションツールとして欠かせない時代背景に、ポケベル世代の高校生、PHSが主流だった教室もあったなど、懐かしい気持ちになる。最後の方で、意外な場面が涙を誘う。友達が間違っていることをした時に、そんなことをしてはいけないよという勇気。想像力がマイナスに働くこともある、勝手に父がこういう人間で母はこういう人間だと決め付けていることが親との関係が上手くいかない原因であると諭される場面も。また、途中ヒントになる会話やアイテムが出てきても気にとめず、最後に「あ〜そういうことか。」と、主人公と一緒に「やられた〜。」と思ったり。やたら黄色くてオレンジの表紙。読み終えてこの色に納得!(2007/02/21 ブログ思いっきり育自に書かれたものを転載) 【三国屋の焼きそば】
「何でもできる」と信じていた高校生時代の自分と重ねながら見させてもらっていたのですが、歳を重ね、「何もできない」と思うようになってしまっている自分にとってこの作品は良い刺激になりました。この作品が私に教えてくれたことは、「何歳になっても、やる気があれば何でもできる」という可能性、そして実行する勇気だったように思います。本に書いていただいた言葉、「宝物は自分の中にある」。なかなか、自分の中にある宝物を信じられず、一歩を踏み出せずにいましたが、また、新たなチャレンジをしてみようと思っています。(2006/09/10)
【いわさわみき 小学6年生】
スラスラ読めて,とっても面白かったです。本の中に,難しそうな英語が出てたけど,よく読んでいたら,こんな感じかなぁってわかりました。雛子語が面白くって,可愛かったです。(2006/03/28)
【高倉音頭】
遅くなりましたが「ブレーン・ストーミング・ティーン」読ませて頂きました。まず読みはじめて、高倉さん?三原さん?三国さん???本で口元を隠しながらニヤリっとしてしまいました。この感覚何かに似てるなぁ・・・と思ったら、そうそう、自分の知っている場所や住んでいる町が、突然全国ネットのテレビに映って、「ここ知ってる!」などと驚いてうれしくなる時のあの感覚です。次はどこが登場するのかしら、とそれも一つの楽しみにしながらゆっくり読ませて頂きました。

小さな部屋の一室で戦略会議が始まるたび、お題が出されるごとに本を一度閉じて、摩湖、雛子、操が何か言い出す前に、「私だったら・・・」を考えて一時中断、再び本を開けて「ふう〜ん、へぇ〜っ、チッ!」なんて思いながら大人気なく読み進めていきました。どっぷり本にはまってしまったってことですね。それと同時に、私が高校生だった随分昔のことをたくさん思い出しました。同じ高校生活でも、この本に出てくるような大人の世界に参加させてもらった記憶はないし、(おまけに勉強した記憶も・・・・(^-^;))そんな世界を生きている女子高生がいるなんて、やはり毎日ブリックパックのコーヒー牛乳片手にサンミーやビックロシアにかぶり付くという、体に有意義な高校生活を送っていた私には衝撃的でした。

高校生の頃、美術の時間に、自分で考えた商品に名前とキャッチコピーを付け、そのポスターも自分で作ってみよう!というとっても楽しい授業がありました。私がその時考えたのは、リンゴとかぼちゃの食物繊維とビタミンたっぷりのドリンク、その名も「panple」〜自然に返ればケセラセラ〜でした。何年かぶりにそんな授業の事や、絵本を作ってたことなど、栄養満点の高校生活をたくさん思い出すことができました。

本の後半、「たくましい想像力がマイナスに働くこともあるのよね。プラスに働けば〜・・・」と、私の卒業した中学校と同じ名前の三原さんが言った言葉(いまい先輩が書いた言葉)が印象的でした。たくましい想像力故の思い込み、考えすぎ、誤解など、大人になった今の方が多いかもしれませんね。

現実を正確に渡らなければならなくなった大人の私でも、頭の中には夢をみるだけの材料はゴロゴロころがっています。(妄想族?) なかなか現実にはなりませんが・・・。

オレンジのハードカバーを手にした瞬間、とっても嬉しかったです。 少しでも多くの人に読んで頂きたいと思うので、受け取って頂けたら泉ヶ丘図書館に寄与しますね。
(2005/06/11)
【広告人1年生 東京】
すぐにでもメールで、感想をお送りしようと思ったのですが、適当なことは書けないなぁと思い、週末を使ってもう一度読み直しました。そういうわけで、遅くなってしまいました。スミマセン。最終的に今回を入れると、Brain Storming Teenを内定前、入社前、入社後と三回も読んだことになりました。こんなに何度も読んだ読者は珍しくないですか?(笑)前置きはこれくらいにして、以下、感想に入ります。

一回目に、本を手に取った時は選考を受けている最中だったので、その時は会社の雰囲気や広告の仕事についての記述ばかりに集中して読んでしまっていました。そういうわけで、本の感想も、「広告人の毎日はたのしそうだなぁ〜」っていう平べったいものでした。とはいえ、世の中にアイデアを問う楽しさは十分に伝わってきました。この本に影響されてか、面接では「プランニング志望です!」って言っていました。(そして、それは今も変わっていません。)しかしながら、どちらかというと小説を楽しむというよりは就職活動に必要な情報を得るというスタンスで読んでいたように思います。

二回目は卒業論文を出し終わった後に、入社後の自分について想像してみようかなっていう動機で読んでみました。当時の読後の感想は、自分が今の会社に行くという選択は正しかったなぁって思ったり、早く仕事がしたいなぁ〜って思ったりといった単純なものでした。

三回目は今週末に読んだのですが、面白いことに、今回初めて主人公の摩湖に感情移入して読みました。なんていうか、摩湖に高校や大学時代の自分を重ねて読んでいました。自分として、この理由を分析してみると、一回目や二回目はプランニングのアイデアの面白さや広告の楽しさに目がいっていたのかもしれないなぁ〜って思いました。きっと、一つ一つのブレインストーミングの事例が面白過ぎて、そちらの方に目がいってしまい、摩湖が成長するっていう基本のストーリーラインに気が回らなかったのかもしれません。それが、今回は一読者として、肩肘張らずに読めたので、自分の人生と、摩湖の人生がつながったのかなって思いました。自分の話になってしまうのですが、この本を読んで思い出させられたことをつらつらと書きます。

高校の頃は「なんのために自分は勉強してるんだろう?」とか、「なんのためにいきているんだろう?」っていつも考えてました。今振り返ると、とても自意識が強くて、世界と戦っている気がして、息をするのも精一杯だったような気がします。(摩湖と似た気持ちでした)

とにかく、東京に出てこようと思って大学で出てきて、今度は「自分は何がしたいんだろう?」って思い悩む毎日だったように思います。そして、旅したり、留学したりして、今はこの会社に流れ着いた様に思います。今、思うことは自分はたぶん、幸運だったんだろうなってコトです。両親は、放任主義で僕のやることには応援してくれましたが、口は出さなかった。構ってくれる友人にも恵まれたし、本にも恵まれた。きっと、それで今の自分はどうにかなっているんだろうなって思います。

うまくいえないのですが、今の日本って、特に学生は情報が乏しいと思います。情報があまりないのに勉強だけさせられている感じがします。情報が少ないってことは将来の目標を立てることが難しいということでもあって、そんな中で目標がなくて、勉強させられるのは辛かったと記憶しています。そういう辛さから逃れるのが、テレビのドラマであったり、部活であったりするわけで、それで、なんとなく毎日を過ごすうちに高校を卒業してしまい、なんとなくに人生を過ごしてしまったりするのかなぁって思ったりします。そういう意味で高校生に向けてBrain Storming Teenを書いたことはすごいし、意味があることだろうなぁって思いました。自分も高校生の時に読んでいたら、また違った感想を持ったと思います。

素人の意見としてですが、もっと摩湖の退屈な毎日の詳細を描いたり、摩湖の内面についてより書いてあったら現実味がでるのではないかと思います。むしろ、共感を呼びやすいのではないでしょうか。人生の可能性と選択肢の多様さについてもっと書いてほしいなぁって思いました。(生意気、言ってすいません。)

まとめると人生において、できるだけ多くの人が情報を得て、そこから自分らしさを探し求めることができたら素敵だなって思いました。(安直な感想ですが・・・)と書きつつ、さて目標としていた会社に入った今、次に、何を自分は目標としていくのだろうか?って自問してみました。明確な答えが、ここに書けないことはもどかしい限りですが、もうしばらくは会社の中の情報を集めつつ、決めていこうと思います。強いて言うと「研修が終わるまでに、様々な人から話を聞いて、色んなことを体験して目標を立てること」 が目標かな。(子供っぽいですが・・・) (2005/05/15)
【小林萌 高校生 anmitsu編集(広報・営業) 東京】
編集部のスタッフのすすめで読ませていただきました。あまりに面白くて、勉強になって、ゆっくり読むつもりがドトールにこもって一日で読んでしまいました。『anmitsu』が安定した資金をもって制作され、より多くの人に読んでいただけるよう、営業・広報を頑張っていこうと思っています。これから、『ブレーン・ストーミング・ティーン』から学ばせていただいた“グルイン”もすすめていく予定です。私の広告・広報に関する知識の基である『ブレーン・ストーミング・ティーン』、そしていまいまさこさんに感謝しています。これからも『anmitsu』の応援、よろしくお願いいたします!(2005/03/26)
織田優成(有馬克明) ナレーター 東京】
 ナレーターになりたい! という希望を胸に、読みの訓練や仕事に対しての情報収集を兼ねて、様々な文章に目を通して十数年。おかげでプロのナレーターになれたわけですが、活字中毒一歩手前(^^;。毎日毎日、何でもかんでも読んでいます。そんな僕がこの本を手にしたのは、書き手が、NHKのラジオドラマ「アクアリウムの夜」で知り合った、コピーライターでもある脚本家・いまいまさこさんだったから。いまいさんとお友達付き合いをしていなければ、失礼ながら、手に取ることはなかったでしょう。そんなわけで、近所にある比較的大きな全国チェーンの書店へ発売日初日に訪れたのですが、「文芸社さんの本は、ベストセラーしか扱ってないんですよ」という悲しいお言葉。さらに、「取り寄せだと2週間以上かかりますね」とも。そこで、 大型書店のある渋谷へ。仕事の合間に廻った2軒目、パルコPART1の地下1階にある「リブロ」で見つけました! レジ前のコーナーに平積みで置いてあり、その数8冊。版を見ると2刷でした。できれば初版が欲しかったのですが、いまいさんのサイトで「初版は予約分で完売」とあったため、泣く泣くあきらめました。

 読みかけの本があったため、「ブレスト」のページを開いたのは、その3日後。ジェットコースタームービーのように押し寄せる、怒濤のごとく速い展開でサクサク読み進み、行きの電車の中、2本目の仕事への移動電車の中、そして、自宅へ帰る途中の電車の中と、2時間弱で読み終えてしまった!? まさか、こんなに早く読めてしまうなんて……。それもこれも、仕事柄、人間観察に優れているいまいさんの創り出した魅力溢れるキャラクターたちが、コピーライターとして言葉の造詣にも深いいまいさんのテンポの良い文字の配置により、活き活きとした命を吹き込まれているからでしょう。

 というわけで、やっと感想に入るのですが(笑)、僕が思うところの失敗や挫折という「哀」のシーンがないため、世の中の厳しさを知る大人に成長した僕には、やや物足りなかった感があるのは否めません。さらに、役者としての修行がイマイチである僕には、悲しいかな、女子高生には感情移入ができませんでした(^^;。しかし、あとがきに「電車の中の女子高生に伝えたくて書いた」とあるように、中高生、特に広告業界に憧れを抱いている人にはお薦めです! 業界用語や仕事の進め方などのノウハウが正確に描かれているので、まさに、読み物としての教科書!! ですが、いつの間にか少年の心を失ってしまった僕のような大人にも、夢や希望に満ちあふれていた心を取り戻すために必要な1冊でもあります。「初心忘るべからず」をモットーにしている僕ですが、忘れていたことを気付かされました。いまいさん、ありがとう!

 小説としての完成度という点で惜しむらくは、少ないページ数に関わらず、かなりの話を詰め込み過ぎたこと。そのために展開が速く、1つ1つの話があっさりし過ぎている点です。ページ数を増やすか、何点か減らして1つの話に厚みを増せば、もっと奥行きが出たのでは? それでも、各話の場面が映像のように記憶に残るのは、小説家ではなくて脚本家である、いまいさんの筆力のなせる技でしょう。手に取って後悔はない1冊です。(2004/11/30)

追伸
 読了から数日後、外苑前の「リブロ」で文芸社専用のスペースを発見! ありました、「ブレスト」が。しかも初版! 新たに買い直すか、自分のと勝手に交換しようか、真剣に悩みました(笑)。

【みき ウェディングプランナー 東京】
 私は、この本の中の世界の全てが、羨ましくて仕方ありませんでした。 「登場人物の誰かに…」というより、この本が作り上げる「空気」が羨ましい。きっとこんな空気の中なら、 私はどの登場人物になっても幸せだろうなぁ〜って思う。みんなが同じ目的に向って(各々の役割を キチンと理解した上で)お互いを認め合いつつ、本気を出してぶつかったり讃えたり…失敗も無駄に しない…そーゆう空気が好き。うちのバレエ団に似てる!
 自分を登場人物に例えるなら…生意気さとかは操かな?でも雛子っぽいトコもあるし…もちろん摩湖みたいな時もあるから…多分3人の要素をちょっとづつ持ってるバランス感覚の持ち主ナンチャッテうそでもどー考えても大人3人の要素ではないから私も早くあーゆう人達みたいになりた〜い操が健さんに魅かれ、摩湖が三原さんに憧れる理由がよく分かる!でも私は断然三国さん(不倫)派(笑)ウソ
 印象に残った場面なんていっぱいあるんだけど…健さんの言葉とか…でも「時間を財産にかえれる…」とか 「モノもヒトもブランディングが大事…」って言ってた三原さんの言葉はストライク沢山の経験を財産にして 「私」がブランドになる!というような事を、そういえば高校生の時に思っていたのを思い出しました
 ここまで来るまでに、色っっっっっ々考えて悩んで…ウジウジした日々もあったけど… 何か「又…分からなくなったら、これ読んでここに戻って来れば良い」って思います。 あと中学&高校生の頃書いてた詩集とね。素敵な本を本当に(シャレじゃなく(-_-;)ありがとうございました!以上…最後の方は「感想」じゃなく「決意(?)」明日の始業式にヘッドスライディング!です (2004/09/03)
「あるときは、タレントへのサンプリング。あるときは、就活学生にサンプング。またあるときは、落ち込んだ女性への元気のもととしてプレゼント。すでにわたくし個人7冊購入の宣伝部長・中嶋です。知り合いの女の子に、本をあげたら、こんな感想文がきました」と転送されてきた感想メール。「彼女はプロのバレーダンサーを目指してた女の子で、今度新しくウエディングプランナーという仕事に就くことになってばかりのコです」とのこと。「『又…分からなくなったら、これ読んでここに戻って来れば良い』って思います」という言葉に、こちらも元気をもらいました。開運本とも言われる『ブレスト』が、みきさんの新スタートに幸運をもたらしてくれますように。
ミヤケマイ イラストレーター 東京】
いまいちゃんの長い文読んだのは初めてだけど
楽しい感じですらすらわかりやすかったし読みやすかった

笑い取りにいってるとこは、読みながら今井ちゃんの声が
聞こえてくるんでどうしてもいまいちゃんとだぶり
主人公の声にそこは成らなくて、、、笑
作者知ってるとこういう弊害があるのかーと複雑なきもちでした

私は映画でも小説でもキャラキャストと美術が最優先女なので
せっかく魅力的なキャラたちなのでもっと掘り下げると
おもしろいかなーとおもいましたが、そうすると脱線するし
長くなるのかなー?ともおもいました

だっていまいちゃんの持ち味は一番は読みやすいわかりやすいだと
おもってるからそれを犠牲にするのはね、、、

わかりやすいのうえに、楽しい、明るい、健全で優等生が加わり
起承転結もばっちりだと
私とかみたいにまっすぐというかまっすぐ対角線に歩いた人からみると
まじっすか?とおもうとこは多々ありました

もっとどこか一点破綻してもいいとおもった
(けど今井芸じゃないのかもしれないけど)

けどねかしこまり、、、のあたりの造語とかを使った当たりは天才
すごくいいとおもいます

今井ちゃんはもしかしたら
男の子の話のほうが向いてるのかもと思ったよ
これの設定が男の子だったら凄くはまってたかもとおもう
(女の子ってあの年頃ってもっと残酷で、千里眼的だから動物で言うと猫系でしょ。いまいちゃんのキャラはご本人に似て犬系なきがする)

【まい 東京】
感激、なににって、久々にじ〜んときました。とにかく高校せいの気分にもどれました。ちょっと背伸びしてみたい気分とか親に対するちょっと反抗的な気持ちと照れくさい気持ち、とか。広告の世界はわたしは全くしらなかったから、それも楽しくて、ちょっと芸能界を垣間見た気分。何気なく目にする、コマーシャル、お金かかっているのね。ブレインstormingという言葉がいいね。学生時代、英作文の時間にならった。とにかくアイデアをまず図式のようにかきだし、そのあと組み立て。わたしはいまだに子供の学校の連絡帳になにかかいたり、保護者会の感想、というときも、よく考えてみるとこの方法を自然に使っているかも。(2004/08/19)
【ニック・ウエムラ プロデューサー 東京】
小説「ブレーンストーミングティーン」の語る現代のファンタジー

 広告代理店にパートタイムで勤務することになった、現役高校生の企画部員が活躍する青春広告物語。
 映画脚本家、広告コピーライターと多彩な才能を発揮している、いまいまさこ氏の執筆による本作は、青春時代のほろ苦さと、夢みていたころを思い起こさせてくれる大傑作である。
 一般公募の広告企画賞に入選した主人公の摩湖は、コンプレックスを持っていながらも、毎日をなんとか楽しく、やりくりしている高校生。同じく入選、大賞受賞の雛子は根っからの聡明さと愛らしさが特徴。操はモデル体型と今風のキャラでちょっと有名なアイドル高校生。3人が某広告会社で繰り広げる新商品の広告企画開発、既存商品の新戦略、アイドル映画のキャンペーンなど、夢のようなエピソードが繰り広げられていく。
 この小説で楽しいのは、主人公の語り口で物語が進行するところにある。自分はそれほど大したことのない女の子だと思い込んでいる主人公、摩湖はそのコンプレックスから、いつも心の中で葛藤を抱えている。しかし、その葛藤の内容が微笑ましい。読者にかつて自分もそのような事で悩んだり反省したりしていた事を思い起こさせてくれる。ということは、同時に自分が随分擦れてしまったのだなと言うことにも気づかされてしまう。
 この小説の素晴らしいところは、宝石のようにキラキラしたセリフの数々が、現代社会の中のファンタジーの世界へと連れて行ってくれることである。物語中、現実の広告代理店の緻密なデータに裏付けされたエピソードが紹介される。タレント契約料、広告代理店収入、広告媒体費、マーケティング手法、そして広告ビジネスでの鉄則などなど。そのようなエピソードが紹介される中、主人公をとりまく大人達は、高校生を相棒に、重要案件を成功に導いていく。ここでも、著者は巧みにキャラクターを操って現実感を生み出している。まるで、本当に高校生達が大人達を引っ張っているかのように。そして、その大人達の社会ではあり得ないような珠玉のエピソードで、出演者全員を一つの家族のように固め、それをどれほど自分が望んでいることかを読者に思い起こさせてくれる。
 これほど、幸せな瞬間を読書で得られたのは何時以来だっただろうかと思うに違いない。主人公の語り口に乗せられて、摩湖に感情移入して読んでいるウチに自分のピュアな部分に気づけたとしたら著者のマジックに魅せられた証拠である。 主人公を取り巻く、雛子は可愛くてしっかり者。摩湖の間違いを優しく注意してくれたりする。操はイケイケなキャラクターでありながら、どこか憎めないキャラクター。高校生達の上司、三国、高倉、三原のキャラクターも魅力的である。それぞれに、人間味溢れるキャラクターを少ないセリフでツボを心得た紹介をしている。全てのキャラクターは著者の溢れる愛情を注ぎ込まれて描かれている。全ての人は素晴らしいと認めてもらう権利がある、と改めて教えて頂いた。どの人もその存在はかけがえのないもの。その素晴らしさを愛している人はとても近くにいつもいる。そんな優しさあふれるメッセージを届けてくれた珠玉の名作である。
 現在、二回目の読書中、新たな発見を楽しんでいる。(2004/08/09)
【みちこ 京都】
表紙の文字・目次はすべて横文字(私的には)とカタカナだらけなので一瞬戸惑いました。でも勇気を出して読み進みましたら、後は何のことはなく、マサコペースにグイグイ引きこまれました。

文字を追うと同時に、映像が次から次へと動き出し、各々な色や、音や、登場人物の息づかいまでが感じられ、スピードとパワーあふれる筆運びにつられて一気に読み通しました。摩湖を取り巻く戦略企画室の方々の魅力的でお洒落なムード満載で、それでいて若い人達を一人前の同志として、大人として真剣に導いてくれる様子はとても快く、爐修陵佑文従譴忙笋眛ってみたかった瓩般漢曚靴討靴泙Δ曚匹任靴拭

お母さんの描写も、理知的で温かく、深い愛情をもって摩湖を見守り成長させて行く姿はマサコさんのお母さんを彷彿とさせられました。外にあってはブレーン・ストーミングと超活動的にありながら、家においてはご両親に堅実に諭され、叱られ、弟君とは無邪気にじゃれ合い、ヒントも受けて、まさに「家庭」の原点とも云うべき姿の描写、静と動の兼ね合いが素晴しいバランスだと思います。

私自身の夢に向かって進むためにも、ブレーン・ストーミングが必要な時期でした。とてもタイミングよく読ませて頂きました。一人でも多くの方々に呼んで頂いて、皆で元気になりましょうと叫びたい気持です。 (2004/07/10)

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