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NHK-FMシアター『タカラジマ』感想 02/12/11up
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■『雪だるまの詩』の脚本受賞がきっかけでNHK札幌放送局制作のFMシアターでデビューすることになり、書かせていただいた作品が『タカラジマ』。映画監督を目ざして北海道の漁村から上京してきた男がコンクールに落ち、彼女にふられ、挙げ句の果てに味覚障害になる。その矢先、故郷の母ちゃんから「昔よく遊びに行った岩が沈んだ」と電話があり、気分転換を兼ねてひさしぶりに帰郷するという話。漫画っぽいとか批判もたくさん浴びたけど、元気が出たという声もたくさんもらいました。デビュー作ということで、「今井雅子」の名前が出ただけで感動してしまった友人多数でした。■感想はメールまたは掲示板で随時受け付けています。
あいにく外出したのでMDに録音した。ペンネームでも使っているのかと思ったら、本名だったね。「かあちゃん」が実に良い味を出してた。「彼女」の声も面白いね。「今井らしい」作品だと思いました。とてもほんわかした感じだったし、面白かったけど、「その後」が気になるなあ。どんな映画になったんだろう?これ、続編はないの?(*会社の元先輩・男性)

シナリオプロデビューおめでとう。聴いたよー。すごいね。タカラジマって、夢がある。私は感想文って、苦手だったから、美味く言えないんだけど・・・テープにとって、おいてある。結構つらいことって、続くし、最後駄目押しで、立ち直れないかなって、思うんだけど、良い映画になりそうなんだけど、心配で続きをいろいろ想像してしまって・・・食べ物の味わからなくなったら、辛いだろうな。とか、単純にきいてた。楽しかった。次また、かいてね。 (*小学校の同級生・女性)

聴きましたよ。土曜、10時。(正確には録音して聴きました)面白かったです。1番好きだったのは「お母さん」のキャラクターかな。私なりに「こんな感じの人」っていうのがすごく浮かんだ。「15段ぶち抜き」とかなんとなくですが、広告を知ってる人が書いてる感じがしたこと。声優さんたちもみんな上手くて映画「ラジオの時間」以来ラジオドラマに少し興味があった私には想像力がつくる自分だけの世界っちゅうんでしょうか。面白かったです。いくつか「わかめ」が話した言葉や「かあちゃん」が言う言葉の中にぐっとくるものがありました。あれが今井さんの人となりだと解釈したら間違いでしょうか。私はコトバを書く人は、その人のそれまで生きてきた全部がそこに表れてるんじゃないかなあといつも思うので、このドラマが与えてくれた気持ちのいいモノはきっと今井さんのもってるもんじゃないかと感動してしまっていました。歳が若かったり、経験が少なかったり周りのせいにしたりして、たいした努力もせずにここまできてしまいましたが、今の私には「これで」と誇れるものがないことが不安です。ドラマの中にも出ていましたがチャンスはころがってないんだよなあというのは、私もいつも思うことで、それでも、何かをつくることで生きてることを楽しみたいと思うなら「つくりつづける」しかないのだなあとしみじみ思う毎日です。メールでお話する限り、「前向き」、「常に上昇志向」な今井さんを感じていましたがその根っこにあるのは何かと戦いながら、がんばってきた傷みを感じてきた優しい人だからなんでしょうね。あら、この言い方では私は偉そうだ・・・ごめんなさい。何いってんだかわかりませんが今井さんのドラマに触発されて(感銘を受けてっていうのかな)動き出す人もきっといるんでしょうね。また、何かでお仕事したものが世の中に出るときがあったら教えてください。(*広告代理店の組合大会で仲良くなった女性)

聞きましたよ、「タカラジマ」。いいねえ。映画監督を目指す青年の心の葛藤が表現されていて、よかったと思います。以下つれづれなるままに。
<良かった所>
1 綿密な下調べ
●味覚障害を医学的に細かく説明しているところ●映画製作の細かな過程やオーディションの段階●女郎小岩の伝説(これ、本当にある話?)●思い出で流れていた車寅次郎のバイの口上、など
2 ユニークなキャラクター
●おやじギャクを言う医者●声色七変化の主人公の彼女●英会話かぶれの主人公の両親
3 引き込まれる冒頭部分
●大きな岩が崩れる夢を見た。●味覚障害になった。 <少し「イワカン」を感じた所>
●村の集まりに新聞記者?●手紙をよこした同級生の女性は何物?キーパーソン?●奇しくも母親が自分と同じ夢を見たと分かった時の主人公のリアクション?もっと何か感じないの?●「ヒザから下で映画を撮っとる。」といわれた時の主人公のリアクション?同上(実はこの台詞が一番良かったと私は感じました。いい台詞だ。)
<(手が届きたい)かゆい所>
●主人公のなかなか踏ん切りがつかない性格(両親の強引で楽天的な性格とはあまりに違いすぎる?)●映画に目覚めさせてくれたおじいちゃんと故郷とタカラジマと女郎小岩と味覚障害の明確な関係●声色七変化の彼女の本音
題材が映画ということもあって、最後まで聞かさせて頂きました。(飽きなかったよ)ラジオのシナリオって「ト書き」をすべてナレーションとかでやらなくちゃいけないんで難しいでしょうね。長々くどくてもいけないし、舌足らずでもいけないし。(*応援団の同期・男性)

最後までこの時間、まいまいはどんな気持ちでいるんだろうかとそのことがいちばん気になってしましました。自分が書いたものがカタチになって放送されるってどんな気持ちなのかなぁと。番組の最初と最後の「脚本、今井雅子」のところ、スゴくドキっとしました。コレはまいまいの知りたい感想ではないですね。この度のお話、私は終わり方が好きです。これから続きがあるっていう終わり方。(もちろん中途半端な、未完成なという意味ではなくて)それから、いろんな声で話すエリカ。おもしろかった。録音しておいたので、またゆっくり聴いてみます。無事オンエア、おめでと。(*小学校の同級生・女性)

名古屋に帰る道中、今井のラジオドラマを聞かせてもらったので、距離がいつもより短く感じたよ。それにしても、「今井雅子作」とか聞いたら、じ〜んとしてしまった。私も若も楽しませてもらいました。 が、話の続きが知りたい!というか、これからおもしろいところで終わってしまったのでちょっと残念。50分って、結構あるようでないね。まあ、映画1本が普通2時間だったりするからなあ。でも、セリフの色々な個所に今井らしさが出ていたような気がしました。(*会社の元同僚・女性)

疲れていたので、最初は、テープに録音しておいて、あとでゆっくり聞こうと思っていたのですが、つい面白くて、引き込まれて、結局最後まで聞いてしまいました。やっぱり才能あるわ。ずいぶん前に、短編ものをいくつか送ってもらいましたが、今度は、倍以上によかったです。マイマイの言いたいことが、ところどころで、比ゆ的に表現されていたのがよかったです。(ちなみに、僕は、比ゆが大好きで、英語の授業でも、比ゆについてばっかり語っています。)次の朝、さっそく母親に物語の最初の作者紹介のところを聞かせてあげました。ところで、昔、僕は、FMシアターにアルバイトで出演した、っていうことを言いましたっけ。実は、大学4年のときに、一緒に大学の英語劇に出ていた先輩(NHKに就職・当時はアシスタント・ディレクター)から紹介を受けて、出ることになったのです。話は、「星々の夜」というものでなかなかいいものでした。仕事で、子役の俳優と仲良くなったりしました。それから、前の学校の職員劇で、僕が主人公になって、やったら、大成功でした。(*留学時代の同期・男性)

最後に「今井雅子作・タカラジマ」と聞いたとき、震えがきました。そしてよっちゃんと一緒に拍手しました。友だちの名前がラジオで流れるというのは本当にうれしいものです。声優さんたちの滑舌のよすぎる北海道弁に違和感を覚えたのは脚本のせいではないでしょう。ロケーションに関しては漁師町ということで私もよく知らない場所だったので、とても新鮮でした。主人公・わかめの両親が波の音を背に説得する場面で、その情景が目の前に広がるようでした。「どん底」を味わっても、それを次へのステップと前向きに考えていく主人公にすがすがしさを感じたと同時に、転機を与えてくれた故郷・両親のありがたさを感じました。どこの場所でも「狙った魚は逃すな!」と、夢を追いかけることを応援する両親はとっても素敵です。ラジオドラマは初めて聴いたのですが、テレビドラマと違って自分の想像力が映像を作っていくのですね。それにしてもあんなに長い脚本をよく書き上げたね。ホントにすごいと思います。そして、また次の作品も是非聴かせて下さい。(*留学時代の同期・女性)

7/10にタカラジマを聞いたが、疲れていて、半分寝ていた。後日テープで聞きました。面白かった、これが第一の感想です。喜劇的な面の反面、教訓的な面が有る。私が夕陽丘時代に『現代のかぐや姫』という脚本を書いて生徒がクラス劇をしたことが有りますが、その内容が喜劇で有りながら人生は目標に向かって努力する事だ。と言う教訓を含んだものでした。親子は似るんだと実感しました。わかめ、は、義郎。お母さんは捷子、がモデルとお母さんは言ってますが、お父さんのモデルは私じゃないようで、少し残念です。味覚障碍の原因に亜鉛(?)が不足とか、シナリオを書くのにいろいろ調べるのも大変な事だと思いました。とにかく、私の誕生日のプレゼントありがとう。(*7/10生まれの父) 

自分の作品がラジオで流れるなんてステキなことやね。うらやましい。感想ですが、「宝島」という題と、ワカメのいなかを結びつけているのは、いいなあと素直に思った。でも、味覚障害や、エリカとの別れは、別にそのできごとでなくてもいいのでは、と感じました。せっかく味覚障害というかなり特殊なテーマを持ってきているのだし、最後の宝島のところにもっと強烈に結びついてほしかったです。あと、ワカメのどん底さ加減を、もっとどん底に落としてもよかった気がします。失恋なんてだれにでもあるし…なーんて、聞き方も甘いし、自分で作るのは難しいのはわかっているのだけど…。(*近所の兄ちゃん)

はじまる前からドキドキして、タバコを2本いっぺんにくわえたり(マジで)してしまって、何だか自分のことのように聞きました。で、とっても良かったです。特にお母ちゃんのキャラは最高でした。細部にも登場人物の血がきちんとゆき渡っている作品だな、と思いました。主人公の男の子は、私にとってはヒジョーに身につまされる。一発屋で終わってしまうキョウフが、ひたひたとせまってくる(笑)ような。でも、ホント、楽しい作品でした。次回作はいかがですか。(脚本家仲間・男性)

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