Masako Imai's Cafe
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NHKドラマ『彼女たちの獣医学入門』ニュース  2005/09/10更新

感想文受付中
放送は終了しました。再放送のリクエストはNHKへ。感想文もお待ちしています。

作 今井雅子
演出 鹿島由晴
チェロ演奏 長谷川陽子
出演 酒井美紀 遠藤久美子
   水橋研二 山野久治 斎藤歩
   伊武雅刀 蟹江敬三ほか
製作統括 宮田行春
制作・著作 NHK札幌

2001/11/23(土)NHK-BSにて放送
2002/2/12(火)23:00〜23:45 NHKドラマDモードにて再放送。視聴率は関東9.4%(146万5千人) 関西5.7%(44万5千人) 中京4.6%(17万3千人)。関東が高いのは地震の影響のようです。
2002/2/14(木)24:00-24:45(日本時間) NHKワールドプレミアムにて海外発信
NHK総合テレビにて再々放送決定!
北海道ブロック以外 2002/9/27(金)23:00-45
北海道ブロック   2002/9/29(日)13:00-45

《新聞での紹介記事》

■読売新聞 2月11日(月曜日)試写室
 「大人への目覚め」丹念に描く
 こんなにもさわやかで味わい深いドラマを見るのは、本当に久しぶりだ。獣医師を目指す二人の女子学生が、厳しい就職事情に悩みもがく姿を淡々と追う。そこに北海道の牧歌的風景がさりげなく織り込まれる。「大人への目覚め」を丹念に描きつつ、虚構の臭みを少しも感じさせない仕上がりになった。
 北海道江別市の獣医大学に通う里美(酒井美紀)と知夏(遠藤久美子)は同級生。里美は動物園、知夏は家畜病院や農業団体への就職を目指しているが、どれも狭き門だ。仲間は次々と就職を決め、二人の焦りは深まっていた。そのうえ、動物病院に学外実習へ訪れた里美は、院長と小さな衝突を繰り返す。知夏は所属するサークル「肉牛研究会」で思いを込めた牛を出荷することになり、寂しさを隠せない。採用試験や面接に落ち続けるうち、二人の気持ちにはいつしか微妙な溝が出来ていた……。
 この世代の人間関係は、単純に思える反面、繊細で傷つきやすいことを経験者ならだれもが知っている。見れば「自分もこうだった」という感慨が、自然とわくはずだ。
 遠藤の丁寧で抑えた演技は出色。特にその声が鮮烈な印象だ。(う)

■朝日新聞 2月11日(月曜日)試写室
 獣医師めざす若者の心の軌跡
 札幌放送局がオールロケで制作した45分の単発ドラマ。
 里美(酒井美紀)は、札幌に近い江別市にある獣医大の6年生。動物園に勤めるのが夢だが、就職活動ははかどらない。家畜の獣医師をめざす、同級生の知夏(遠藤久美子)も悩みは同じだ。
 里美は卒業研究の一環として、八木(蟹江敬三)が院長を務める町の小さな動物病院を学外実習に訪れる。そして、ペットは飼い主にとっては家族なのだ、ということを教えられる。さらにある日、少女が足の付け根が破れた犬のぬいぐるみを持ち込んできた。八木に”手術”を任され、ほころびを縫ううちに獣医師がなんであるのかに気づく。そして教授推薦で、とある動物園の採用試験を受けることになる。
 獣医大を舞台としたのだから、今日的な問題を取り込み、若者らしい雰囲気をもっと出して欲しかった。(あ)

■毎日新聞 2月11日(月曜日)試写室
 女子獣医の卵の就職活動描く
 北海道を舞台に獣医師を目指す女子大生の就職活動を描いた、札幌局としては3年ぶりに制作したさわやかタッチの青春ドラマ。脚本・今井雅子、演出・鹿島由晴。
 里美(酒井美紀)は江別市にある獣医大の6年生。動物園の獣医師になるのが夢で東京からやってきたが、動物園への就職はかなりの狭き門だ。一方、同級生の知夏(遠藤久美子)は酪農の村で育ち「肉牛研究会」に所属。男勝りの性格で、牛舎で過ごす時間がやすらぐという。家畜の獣医師を目指すが、こちらも求人はほとんどない。同級生たちの就職が決まっていく中、2人は不安を抱えながら卒業研究に取り組むが……。
 動物大好きで獣医師を目指した2人が、就職活動を通して「獣医師とは人と触れあうことこそが大切」であることに目覚めていくストーリーだ。(油)

■毎日新聞 2月11日(月曜日)大阪版
 幼い頃から動物園の獣医師にあこがれていた里美(酒井美紀)と、酪農の村で育ち、家畜の獣医師を目指す知夏(遠藤久美子)は江別市の獣医大学の同級生。2人はそれぞれの夢に向かって就職活動を続けるがうまくいかない。里美が学外学習で訪れた先は、町の小動物病院。問診の仕方や動物の世話を巡って、厳しい院長(蟹江敬三)に怒鳴られやけになる。

■東京新聞 2月5日(火曜日)
 獣医師の卵の成長描く 札幌局、3年ぶり制作
 獣医師は動物の病を治すだけでいいのか…。獣医師を目指す女子大生が就職活動を通してこんな疑問に突き当たり、動物の背後にいる人と触れ合う楽しさ、すばらしさに気付いていく様子を描いたドラマDモード「彼女たちの獣医学入門」が十二日午後十一時から、NHK総合で放送される。
 舞台は北海道江別市の獣医大学。主人公の里美(酒井美紀)は最終学年の秋を迎えたが、子どもの頃からあこがれていた動物園の求人はわずか。酪農の村で育ち、畜産関係への就職が難航している親友の知夏(遠藤久美子)とともに、焦りを募らせていた。
 初めは動物のそばにいたい一心だった里美だが、実習先の動物病院でペットの飼い主の心配や喜びに出合う、好きな動物を解剖で傷つける苦しさを訴える後輩の言葉に心が揺れ動く。「獣医師ってだれのための医者なのか」。やがて迎えた最後の就職試験。面接官は里美に同じ問いを投げた…。
 札幌放送局が三年ぶりに制作した約四十五分のドラマ。脚本を担当した今井雅子さんは「ずっと温めていた夢に向け、ひたむきに突き進む主人公たちの葛藤と成長に、北海道の風のようなすがすがしさを感じてもらえば」と話している。

■聖教新聞 2月11日(月曜日)試写室
 社会へ巣立つ獣医学生の夢と現実
 北海道を舞台に、獣医大学の学生の就職活動における奮闘ぶりを描いた物語。
 獣医師への志を抱いた里美(酒井美紀)や知夏(遠藤久美子)が、夢と現実のはざまで悩み、焦り、社会に巣立とうとする心情がよく出ている。一方で、不採用通知にもくじけず、自分と向き合い、目標に突き進むひたむきな姿がさわやかだ。二人が自転車に乗って風を切り、ポプラ並木を駆け抜けるシーンに”青春真っただ中”の息吹があふれる。
 悩む、苦しむ、かっとうする……それも一つの青春!との、今井雅子脚本の思いが読み取れる。
 ドラマでは、馬の白内障やイグアナの治療、牛の種付けシーンなども映し出され、動物愛とともに、獣医学というものが、いかに人間と動物が深くかかわった学問であるかを伝える。さらに、人間にとっての安らぎ、獣医師のあるべき姿への問いかけが、牧歌的な風景をバックに描かれるなど、札幌局(制作)ならではの意欲作と言えよう。
 酒井が、特に際立つこともない、ごく”普通の学生”らしさでリアルな感じを出し、遠藤が、持ち前の伸び伸びとした演技を披露。水橋研二が、心優しい里美の後輩役を素直に演じた。作品全体に”淡い時の流れ”を感じさせる演出は鹿島由晴。(あ)

■赤旗新聞 2月12日(火曜日)試写室
 希望の実現めざす前向きさ
 小さいころから動物園の獣医になることを夢みて、一心不乱に学業に励んできた獣医大学女子学生の就職苦闘物語。北海道江別の牧歌的な風景を背景に、動物や酪農とのかかわりを通して、きびしい就職戦線に挑む女子学生の深刻な日々を描く。人生の希望の実現をめざす前向きな姿勢が胸を打つ。作・今井雅子。演出・鹿島由晴。NHK札幌放送局制作。
 野本里美(酒井美紀)は北海道酪農獣医大学獣医学部六年生。動物園の獣医採用試験を受けているが不採用の連続。動物園に就職した卒業生は過去十年間で三人だけという狭き門。同学年の大森知夏(遠藤久美子)は畜産の獣医師希望。こちらは募集すらもない。今日の酪農家のぎりぎりの経営ぶりがみえるようだ。
 里美は、八木(蟹江敬三)の動物病院で学外実習をしていた。ある日、病院に足のとれかかった動物のぬいぐるみをもった小さな女の子が訪れた。
 知識や手術の腕前だけではない獣医に求められる大切な条件を里美は心でつかむ。就職難の試練に傷つきながら人間としてひとまわり大きくなっていく里美役を酒井が好演。
 蟹江、面接官役の伊武雅刀などわき役陣も光っている。きりりと引きしまった力作。(鶴岡征雄 作家)

■赤旗新聞 2月10日 日曜版
 獣医をめざす里美(酒井美紀)と知夏(遠藤久美子)は就職活動をするが、なかなか決まらずに焦る。里美は学外実習で町の小動物病院に行き、厳しい院長に怒鳴られる。知夏は、かわいがって育てていた牛を出荷することに。

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